2021年 開催報告
- 東京会場 第1回
- 東京会場 第2回
林業の仕事とやりがいを知り、林業就業への第一歩を踏み出す
- 2021年11月28日(日)
- 17時30分~19時30分
- 東京交通会館4階
- ふるさと回帰支援センター
- 千井 芳孝 氏
- 北海道大学和歌山研究林 森林技能職員
和歌山県農林大学校 林業研修部 講師
- 山本 加奈 氏
- 高野山寺領森林組合職員
森林セラピーガイド
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、参加者に検温やアルコール消毒、マスク着用をお願いする、座席間の距離を確保するなどの対策を行った。
ゲストのほか、わかやま林業労働力確保支援センター、定住サポートセンター、主催者である和歌山県庁が参加して開催しました。
開会挨拶・オリエンテーション
和歌山県林業振興課の大澤主任が開会の挨拶を述べ、本事業について説明しました。
講義「林業の基礎知識」
林業の基礎知識や和歌山林業の特徴について、大澤さんが講義しました。森林の種類、森林の公益的な機能、日本と和歌山県の森林資源、森林利用の歴史、林業の仕事の流れ、森林利用の今後の展望などを、図や写真を豊富に示しながら分かりやすく解説しました。
林業従事者トークセッション
北海道大学和歌山研究林・森林技能職員の千井さんと高野山寺領森林組合職員で森林セラピーガイドの山本さんをゲストに迎え、仕事の魅力や辛いこと、移住生活などについて話を聞きました。
参加者の自己紹介の後、司会進行のもと林業の魅力や辛いことについて話をしました。林業の魅力について千井さんは「木を切ることはとても難しいが、どうすれば出来るのかを考え学ぶことが楽しい」、山本さんは「山に入ることが好きなので、森林の環境、現場そのものが魅力」と答えました。辛いこととして千井さんは「現場では夏の暑さ冬の寒さ」を挙げ、「それ以上にケガや、亡くなってしまう人がいることがつらい。周りの人もつらい思いをする。」と話をしました。
参加者からは、仕事の上達方法、収入、通勤や買い物事情、東京との2拠点生活の可能性、コロナの影響など多くの質問が寄せられ、ゲストのお二人、、わかやま労働力確保支援センターの湯川さん県の大澤さんらが一つ一つ丁寧に答えました。
閉会挨拶
和歌山県林業振興課の大澤さんが閉会の挨拶をしました。
個別相談
希望者に限り、ゲスト、和歌山県庁、支援センターと各々の目的に応じて個別にお話する時間を設けました。