人と関わり、村に溶け込み、いろんなお手伝いをしていきたい
今は村内に、中古で平屋の一軒家を購入して暮らしています。平屋にこだわったのは、私がサザエさん世代だからというのに加え、薪ストーブのある生活がしたかったからなんです。いろいろ探すなか、奈良の業者さんから気に入ったものが購入できました。自分で伐った木を斧で割って薪を作っています。そんな薪に火が灯る瞬間がたまらず、いつまでも見ていられます。(自分で作る薪は大事しすぎてなかなか燃やせないのがネックですが 笑)。家のもうひとつのこだわりは、県内の工房で巡り合った紀州材の椅子です。飽きのこないデザインで、座り心地も最高ですね♡ 椅子の材は50年、60年と和歌山の森で生きてきた訳で、言わば私の先輩ですよね。木の生長には長い時間が必要ですし、伐採後の木が有効活用されて椅子が作られ、今、自分が座っている…。そういうことをありがたいなぁと感じるようになったのは、自分が林業に就いてからです。紀州材を育てることに、微力ながらも自分が関われていることを、本当にうれしく思っています。

林業に就いて1年半。仕事での苦労はやはりスタミナ面だと感じているので、10年来の趣味であるランニングを続けることで体力維持に努めています。猛暑や虫の対処にも苦労しましたが、自然の中での仕事なので、ここも順応していきたいと思っています。ただそうした苦労がありながらも、それ以上に、山の仕事や生活は気持ちがいいものだと感じています。

夏、村では冷たい沢の水を引いたプールが無料開放され、山仕事終わりの水泳が最高の日課になりました。ランニングコースの吊り橋から眺める湖水も美しく、村の人から「また走ってんの?」と、温かな声を掛けてもらえるようになったのもうれしかったですね。

(この記事は2024年取材内容から作成しました)

若いもんに負けてられん!これが林大で学ぶ原動力でした。同期は19~54歳(当時)の11人で、あのメンバーがいたから一生懸命になれました。巡り合わせというのか、周りにいてくれた人たちのおかげで、自分はココにいる。今、そんな感謝の気持ちでいっぱいです。
