
- 千井芳孝
- 南紀森林組合(東牟婁郡古座川町)
- 暮らし編
林業、講師、町議会議員の一人三役 やっていて楽しいのでこれでいい
田舎暮らしがしたい!この思いで大阪から古座川町へ移住して22年が経ちました。今は3DKの「定住促進住宅」で妻と2人暮らしをしています。家賃は月15,000円ですからかなりお得ですね。最寄りのスーパーは車で10分と近く、診療所も徒歩圏内ですから、暮らしに不便はありません。

仕事のキャリアとしてはまず、串本町や古座川町が管轄エリアの南紀森林組合で12年働き、その後に転職して、北海道大学和歌山研究林の森林技能職員として10年勤めました。そして、キャリアの最後は林業の現場で終わろうかなと考えていたタイミングで、古巣の南紀森林組合から「君のもっている知識や経験を若い人たちに教えてほしい」と声が掛かり、新人の育成に楽しみや面白さを感じて現場へ戻ってきたのです。
仕事と並行して林大などの講師も長年引き受け、そのための勉強も独学で続けています。さらに今年は、地域の林業や町を盛り上げたいと思い、町議会議員にもなりました。そのため今は想定以上の忙しさで、休みがほとんど無い状態です。大好きな釣りもこの11月が初釣りですよ。これが俺のやりたかった田舎暮らしなんか?と思いつつも、やっていて楽しいので、これでいいと思って走っています。

私が林業を軸にのびのびと挑戦を続けられたのは、林業移住を一緒に始めてくれた妻の支えのおかげです。いつまでたっても頭が上がりません。過去には、妻の故郷である京都へ帰りたいと言われたこともありました。でもその度に夫婦で向き合い、しっかりコミュニケーションがとれたので、この暮らしが続けられたんだと思います。忙しい毎日ですが、時間をとってしっかり嫁孝行もしているので、これからも妻と2人で田舎暮らしを楽しみたいと思います。

関連記事
スマート林業が少しずつ浸透するなか、若い就業者の皆さんが増えてきた

移住後に暮らす地域で何をやりたいか!というビジョンをもち、行動できる人が、林業移住に向いています。仕事も移住もつらいこと、しんどいことが当然あります。でも、それさえ楽しむことが、林業移住の極意です。ぜひ林大の教室でお会いしましょう!