2025年度 和歌山会場セミナー(海南市開催)

日 時

2025年7月13日(日)

13時30分~16時00分

会 場

海南nobinos 多目的室1

ゲスト
  • 西田 安則 さん

    高野山寺領森林組合 理事

  • 上市 源太 さん

    株式会社上市屋銘木店

  • 辻𦚰 奈津実 さん

    清水森林組合・和歌山県農林大学校卒業生

開会

和歌山県 森林林業局 林業振興課より挨拶。本日のセミナーは、ゲストに  西田 安則さん(高野山寺領森林組合 理事)、上市 源太さん(株式会社上市屋銘木店)、辻𦚰 奈津実さん(清水森林組合・和歌山県農林大学校卒業生)を迎え、和歌山県庁林業振興課、農林大学校林業研修部、わかやま労働力確保支援センター、わかやま移住定住支援センターの職員が参加して開催されました。

また、「紀州林業広め隊」として、和歌山県の林業プロモーションで活躍いただいている吉本興業所属のタレント「わんだーらんど」のお二人が、取材のため来場されました。

 

 

 

 

 

イントロダクション&和歌山県林業の基礎知識

和歌山県林業振興課の片畑より、森林・林業全般に関する説明、和歌山県の森林についての紹介を行いました。

 

 

 

 

 

 

ゲストトーク

ゲストによる自己紹介と、スライドを用いたトークを行いました。(その後、司会や参加者からの質問にゲストや支援機関が答えるクロストークも行いました。)

 

 

 

 

 

 

辻𦚰さんは、林業就業に至った転機、入職から3か月間の仕事の様子、移住後の生活といった「和歌山県での林業暮らし」を語りました。

 

 

 

 

 

上市さんは、上市屋銘木店の仕事内容や取り組み姿勢を説明するとともに、和歌山県での暮らしの様子について、写真を多用しながら紹介しました。

 

 

 

 

 

西田さんは、「高野山の森林と林業の可能性」と題し、高野山寺領森林組合での活動の多様な活動や、高野六木施業と新たな森林づくりへの挑戦について紹介しました。

 

 

 

 

 

支援機関から

参加者からの質問に答える形で、農林大学校林業研修部、わかやま労働力確保支援センター、わかやま移住定住支援センターが、それぞれの支援制度等について紹介しました。

農林大学校林業研修部

わかやま労働力確保支援センター

わかやま移住定住支援センター

質問タイム

参加者から、セミナー全体を通した質問を受け付けました。

主な質問

Q.1日の仕事のスケジュール、流れ

Q.人手不足というのは、どの程度か

Q.和歌山県農林大学校に通うための費用

Q.林業就業者が離職する理由

Q.和歌山県への移住後の暮らし

「紀州林業広め隊」の「わんだーらんど」のお二人からも質問していただき、和歌山県での林業就業について理解が深まりました。

わかやま林業体感タイム

参加者が2組に分かれ、入れ替わりでVRチェンソー伐倒体験、高性能林業機械のシミュレーター体験を行いました。

メッセージ

最後にゲストの3名から参加者へのメッセージをいただきました。

辻𦚰さんからのメッセージ:

「今はまだ自分のことで精一杯だが、今後入ってくる方に仕事を伝えられるようにしたいです。林業は山が現場の体力のいる仕事というイメージがあると思いますが、実際には測量や事務といった様々な業務内容があります。林業に少しでも興味があれば、是非チャレンジしてほしいです」

上市さんからのメッセージ:

「林業は、県としても増産を目指しており、人手を求めています。ご自身だけでなく、知り合いの方にも林業を広めていただける嬉しいです」

西田さんからのメッセージ:

「林業は単に木を伐るだけでなく、地球環境や自然のことを伝えることも仕事の一つ。今日をきっかけに、参加者の皆さんにも、林業の仕事以外に、環境のことにも思いを馳せてほしい」

閉会、個別相談

閉会後、具体的な相談やさらに質問をしたい参加者が残り、ゲストや各機関の担当者と話をしました。

 

 

記事一覧に戻る