Foresters Story
大阪府からIターン
日下唯
株式会社中川(田辺市文里)

木の命の原点にいる仕事だと思うと、林業がいっそう面白くなった

私が勤めている(株)中川は、木が伐採された山に再び苗木を植える育林事業を行っています。現場の仕事は班ごとの動きとなり、私の班ではまず、木が搬出された後のはげ山に入り、必要な資材を見積るための測量を行います。

そして、現場に残っている丸太や枝葉を片付けて足場を整える地拵えをします。この後、現場にはポールを立ててネットを張り、樹齢1~2年の苗木を植栽するのですが、こうした資材一式はドローンで運搬しているんです。会社の研修でドローンの国家資格を取得し、今は操縦も行なっています。

今日の現場は5~6年前に植栽されたスギやヒノキの森で、刈り払い機で下草を刈り取る下刈りを行っています。こういう作業はどれだけ進んだかが一目でわかるので、毎日やりがいを感じます。

現場の若木は約10年で間伐を行い、木材に生長するにはさらに50~60年は必要です。長い時間が流れるなか、私が森からいなくなっても木は生き続けるし、間伐や伐倒をする人の手を通して、つながって、木材として誰かの元に届く。

苗木の植栽が木の命の原点にいる仕事だと思うと、林業がいっそう面白くなっていきます。

 

※この記事は2024年の取材内容から作成しました

わたしからのMessage

危険なことも多く体力的にかなりしんどいと思うことも山ほどありますが、楽しいところもやりがいも書ききれないほどたくさんあるお気に入りの仕事です。和歌山県は海も山も川も美味しい食べ物も温泉もあるすてきなところですよ!

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